羊水検査力斗がまだ生きてる頃、私はチビちゃんを羊水検査しようと思ってた。そしてもし異常があったら降ろす決心をしてた。 本当は降ろすのは良くない事は百も承知。でも障害児を二人も育てられない。私が参ってしまうかもしれない。決して奇麗事ではない。 そんな時に突然の力斗の死・・・ 1歳3ヶ月という短い生涯を終えた力斗。 障害がありながらも一生懸命生きた力斗。 力斗が私たちに教えてくれたのは、「命の大切さ」そして「一生懸命生きる事」。 羊水検査をするのを悩んだ。 パパはして欲しいと言った。 羊水検査をするだけして、異常があっても心の準備として降ろさないという方法もあったけど、 私の頭の中には「羊水検査をして異常があったら降ろす」という図式が出来上がってたため、「もし異常があって降ろしたら、力斗を否定する事になる」と思った。 その反面、また同じ思いをするのはイヤ・・・というのもあった。 それはパパも同じだった。 羊水検査でわかるのは、ある限られた障害だけ。 自閉症などの脳の障害はわからないし、チャージ連合とかもわからないと思う。 周産期の事故も多いし、羊水検査でわかる傷害が全てじゃない。 「羊水検査をする意味はあるのか?」 金額も高い。 とても悩んだ。かなり悩んだ。 そして結局羊水検査をしないことにした。 どんな体で生まれても、受け入れよう・・・・ 運命を受け入れよう・・・ と。 チビ子が生まれたいのなら、それを受け入れようと・・・。 でも・・・やっぱり健康で生まれて欲しい。 というのが本音。 |